カーポートの基礎知識

工事について

工事コミコミショップのカーポート工事

通常のカーポート工事は、大きく3つの工程に分けられます。

柱穴の掘削
1.柱穴の掘削

基礎工事
2.基礎工事

カーポートの組立
3.カーポートの組立

弊社は、柱穴の掘削〜カーポートの組立までの工事にかかかる費用が
すべて表示価格に含まれています。
(オプション・特殊加工は別途工事代が発生します。)

ハツリ

柱穴の掘削では、地面が土間コンクリートの場合、「ハツリ」といわれる、柱の穴部分のコンクリートをカットし、柱を埋めます。(弊社はこの作業も無料で行っております。)
地面が土の場合は、穴を大きくして設置します。

残土・ガラ

また、カーポートの柱の穴を掘削した際に出る「残土・ガラ」
カーポートの柱は、約50cm地面の中に埋め込むので、柱1本分で土のう4袋分の残土が発生します。
他社のネットショップでは約5000円くらい処分費用が追加されますが、弊社はこの残土処理も無料で行っております。

 

切詰め加工について

斜めカット

「切詰め加工」とは、カーポートを設置する敷地に合わせて、規格のサイズより屋根の幅や奥行を短くカットすることです。
敷地が変形している場合などにこの切詰め加工を行います。現場によって別途費用がかかる場合がありますので、現地調査の際に担当者にご確認ください。
また、この加工によりカーポートの強度が低下することはありませんので、ご安心ください。

 

既存カーポートの撤去

既存カーポートを撤去する作業も承っております。
(別途費用が発生します。詳しくはお問い合わせください。)

柱は柱でカットし、モルタルで埋めます。
新たにカーポートを設置する場合は、元の柱の位置から少しずらして設置します。

既存カーポート撤去 施工前
施工前

既存カーポート撤去 施工後
施工後

 

カーポートの組立手順

 1.柱穴の掘削 1.柱穴の掘削

 2.柱の施工 2.柱の施工

 3.梁の取付 3.梁の取付

 4.屋根枠の取付 4.屋根枠の取付

 5.屋根パネル・雨樋の取付 5.屋根パネル・雨樋の取付

 6.完成 6.完成

メンテナンス方法

アルミ部分(柱・屋根枠)のお手入れ

アルミ部分(柱・屋根枠)のお手入れ

ねじやボルトなどにゆるみが生じていないか、年1回は点検しましょう。(※ボルト・ナット・ネジなどは絶対にゆるめないでください。)

カーポートの素材であるアルミは腐食しにくいですが、ホコリや砂を放置したままにすると、空気中の湿気や雨水により腐食することもあります。

汚れが軽いうちに清掃しましょう。清掃の目安は少なくとも、年に1〜2回です。

特に海岸地域や交通量の多い道路沿いは、塩分や排気ガスによる汚損が進みやすいので、こまめにお手入れしてください。

【汚れが軽い場合】
水で濡らしたぞうきんで汚れをふき取り、からぶきします。

【汚れがひどい場合】

1.水で濡らしたぞうきんで、全体についたホコリ・砂などをふき取ります。
2.薄めた中性洗剤でひどい汚れを落とし、洗剤が残らないようによくふき取ります。
3.全体をからぶきします。

 

屋根パネルのお手入れ

屋根パネルのお手入れ

1.水で濡らしたぞうきんで、全体についたホコリ・砂などをふき取ります。(乾いた布でこすると傷がつきますので、やわらかい布で水洗いしてください。)

2.汚れがひどい場合は、中性洗剤をぬるま湯でうすめ、やわらかい布で軽くこすったあと、水洗いをして洗剤をしっかり落としてください。

3.全体をからぶきします。

※熱線吸収アクア(防汚)ポリカーボネートの場合は、表面に光触媒のコーティングがされているため、洗剤を使用しないでください。

雨樋のお手入れ

雨樋のお手入れ

ドレンエルボキャップを外すと、たまった落ち葉やホコリを取除けます。
水の流れが悪い場合は、ここにゴミが溜まっていることがありますので、定期的に清掃しましょう。

※ドレンエルボキャップを外すとホコリや泥水があふれ落ちます。
目や口に入ったり、衣類にかかったりしないよう気を付けてください。

 

積雪・台風の対処方法

積雪時の対処方法

積雪時の対処方法

一般的なカーポートは積雪20cmまで耐えられる強度がありますが、この20cmというのは、新雪の場合です。
積もった雪を放置すると、自重で圧縮され締雪になりますので、注意が必要です。
積もった雪を放置せず、雪おとし棒で雪下ろしをしましょう。
 
※水をかけると雪が固まり重くなりますので、絶対にしないでください。

新雪・締雪・粗目雪

雪降ろしの目安となる積雪量
 
一般的な積雪20cm対応のカーポートですと、締雪で12cm、粗目雪では8cmまでとなっております。

台風時の対処方法

台風時の対処方法

台風の接近により、強風が予想される場合は、屋根材が飛ばされないように補強しましょう。

強風時の備えとして、片流れカーポートの場合はサポート柱をあらかじめ設置しておくことも大切です。