傾斜地でのカーポート柱について:情報ブログ|中京外構リフォーム
傾斜地でのカーポート柱について2022/05/20(金)
駐車スペースには、雨水を流すために多少の傾斜がつくことがほとんどですが、
例えばこんな現場↓
↑右側のブロックの数が、手前側と奥側で見える部分が違うのが分かります。
カーポートは基本的に柱が長くなる方(手前側)を基準として、水平になるように施工しますので、
地面が上がっている奥側は、必然的に屋根の高さが変わります。
つまり、2mの柱のカーポートを購入されたとしても、2mなのは車庫の手前側だけで、
奥側は10〜20cmほど(現地の勾配によって変わります)屋根が低くなってしまうんです
↓イメージ図です
柱高2mのカーポートの場合、向かって右側柱が2mとなり、
傾斜のついている左側柱はそれよりも短くなります
お車の車高とギリギリサイズだと、せっかくのカーポートの下に駐車できない……なんてことに
なりかねませんので、柱は余裕をもってお選びください
※現地調査の際にも必ず確認致します!
また、「屋根と地面が平行になるようにカーポートを付ければ、柱高は同じになるのでは?」と
ご質問いただくことがありますが、
↑イメージ図
カーポートの構造上、柱と屋根を垂直にしないと、屋根の部品が固定できなくなってしまいますので、
柱と屋根を垂直に出来なくなる「地面と平行に」する施工は、責任が持てませんのでお承り出来かねます。
逆に、柱と屋根を垂直にして、柱を傾けて施工することもお承りできかねます↓
安心安全のためにも、柱高には余裕を持ってお選びくださいませ