エクステリアの屋根って風で飛ばされない?:情報ブログ|中京外構リフォーム
エクステリアの屋根って風で飛ばされない?2021/08/27(金)
「強風で屋根が飛ばないか心配」というお声に回答致します。
YKK レイナポートグラン
よくお客様から質問される「屋根飛ばない?」という質問ですが、
強風が吹いたら・・・
飛びます。
え?(∵)
とよく返されますが、それには理由があるんです
日本は毎年台風が来るので、もちろんそれなりの耐風圧がテラス屋根にも
カーポートにも付いております。
が、それを上回る突風が瞬間的に吹く場合もあります。
その時は、カーポートもテラスも屋根パネルが先に取れる(外れる)仕組みになっております。
なぜなら、屋根が強固に付いていると本体ごと持って行かれてしまうからです
なので、先に屋根パネルが外れ、風を逃がす構造になってます
ある意味パネルが外れないと余計に危ないということですね
自己防衛のために外すといった感じでしょうか。
よく台風や竜巻でカーポートなどの破損があると
たいがい屋根が取れて骨だけになってます。
あれはカーポートやテラス屋根が最大限頑張った証です・・・
褒めてあげてください・・・
また、「屋根が飛ばないように補強してほしい」
とご依頼を受けることがありますが、
上記に述べました通り、屋根を飛ばなく補強することは出来ますが
本体に影響が出る場合がございますので、逆効果になるかもしれません
よくご検討ください
じゃぁ 柱が両脇にあるタイプなら強いんでしょ
と両柱タイプをお選びになるお客様もいらっしゃいます
ですが・・・
YKK レイナポートグラン 片流れタイプ
耐風圧 38m/秒
積雪 20cm
YKK レイナワンポートグラン
耐風圧 38m/秒
積雪 20cm
・・・・耐風圧一緒なんです!
明らかに両支持のレイナワンポートグランの方が柱も多いし強そうですよね?
なぜ強度が一緒なのか・・・
それは、屋根パネルの強度を示しているからです。
本体でいえば、確かに両支持のレイナワンポートグランの方が頑丈で
倒れることもありません。フレーム強度は高いでしょう。
でも、使っている屋根材はどちらも一緒です。
38m以上の強風が吹いた場合は飛ぶように作られてます。
なので耐風圧は同じなんです。
しかも積雪まで一緒ですね
これも耐風圧と原理は同じです。
新雪20cm相当の重さを超えた場合、
屋根パネルが耐え切れないので同じ耐雪圧なんですね。
最近は強度を重視してご検討頂くお客様も多く、
色々見比べてみると耐風圧が一緒だったり、積雪が一緒だったりと
よくわからない事があるかと思います。
原理は上記の通りだったんですね
本当に強さを求めるなら断然折半屋根のタイプです
車庫が暗くなるというのが玉に瑕ですが
YKKAP レオンポートneo 2台用
耐風圧 46m/秒
耐雪 50cm
立地条件や優先事項、金額などによって最適なカーポートは様々です。
お悩みの際はぜひご相談ください
お客様に合った商品を提案致します